これまでサブプライム問題に端を発した金融不安により、金融
市場が大きく揺さぶられることとなり、これまで以上に各市場に
てリスクが大きく高まっています。
そんな中、今回はリスクとリターンについて簡単ではございま
すが解説させていただきたいと思います。
リスクに関して、人それぞれ捉え方違うと思いますが、投資の
世界でのリスクは資産価値が上がるかも知れない可能性と逆
に下がるかも知れない可能性との間をリスクといいます。
そして、誰もが元本保証がしっかりとされていて、なおかつ大
きなリターンを期待したいところでしょうが、そんな夢のような
金融商品は残念ながらございません。
リターンは運用がうまくいった結果得ることができるものとなっ
ているので、リターンが高ければ、その分リスクが高まることと
なりますので、注意する必要があります。
年利10%をうたう商品があると仮定します。
そして、この商品は1年間で10%値上がりする可能性があるの
ですが、反対に1年間で、10%、場合によってはそれ以上値下
がりする可能性も十分あります。
そしてリスクが低い商品の代表として金利と元本があらかじめ
設定されている預貯金があげられます。
また、反対にハイリスクな商品としてあげられるのが、変動率
の大きい株式や先物などがあげられます。
投資するにあたって、どの程度のリターンを得たいのか、また
どれだけのリスクを許容できるのか予め設定します。
こうした一見何でもないようなことですが、これを行なわないと、
間違った商品に投資してしまうことになります。
そして、検討している商品のリスク・リターンをしっかりと把握し、
ニーズに合った市場や商品を選ぶ必要があります。
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