デリバティブ用語は、取引の仕組だけでななく難解なものが多い
ので、敬遠されてしまう大きな要因となっています。
とくにオプション関連は、金融商品としての仕組自体がヨーロッパ
の影響を非常に強く受けているので、なおさら、言葉自体が難解
なものが多いのでいかがなものかと思います。
しかし、投資用語の中には、実際に英語を日本語に直訳したもの
が少なくないわけですが、そのほとんどが、さらに難しい言葉に置
き換えられてしまっているのが現状です。
この、ブログにて定期的に用語について解説できればと思います。
今回はカバードコールについて簡単に解説させて頂きます。
カバードコールは、原資産のロングポジションに
コールオプション
のショートポジションを組み合わせからなる戦略です。
カバードコールの具体的な戦略についてですが、債権のポートフ
ォリオのリターン向上を狙うような場合に多く活用されます。その
際に、債券を原資産とした債券現物オプションが用いられます。
カバードコールという名称は、コールオプションを売った場合も、
その背景としてオプションの原資産である債券を保有します。
権利行使を受けた場合には、この手持ちの債券の引渡しにより
カバーすることができることから由来しているとされています。
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