市場を動かす一つの要因としてヘッジファンドの動向があげられ
ますが、それ以上に資金の行方が注目されます。
また、流入及び流出する資金も注目され、
中国をはじめ、新興国
市場が外貨準備高の米ドルの比率を下げ、それに変ってユーロ
比率を高めると相次いで発表しています。
これらが、
米国経済の動向に大きく関与していると思います。
今現在の米国経済の景気減速懸念はサブプライム問題が大きな
割合を占めておりますが、海外から資金の流入が弱まると、外国
から資金で成り立つ米国経済は立ち往生してしまいます。
今や新興国が世界経済の動向を確実に握り始めています。
ですので、今後、さらに新興国市場の政府系ファンドが、運用して
くることが確実視する声が高まっております。
すでに、ヘッジファンドにより、
原油市場をはじめとした商品市場に
投機的なマネーが流入し、市場全体が大きく動いています。
しかし、今後はこうした動きにプラスして、各国の資金が入れ替わ
ることにより、今後、今以上の変動が起きる可能性があります。
ですので、新興国市場の資金がさらに増えることによって、今後
の世界の金融市場の行先が示されることとなりそうです。
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