カナダの金鉱大手バリック・ゴールドが発表した1−3月期決算は、金の
ヘッジポジション解消に伴う費用を計上したため赤字に転落したもようです。
バリック・ゴールドは、1−3月期中にすべての金先渡し契約を解消しました。
このため、既存事業から生産する金のすべてをスポット価格で売却できるよう
になり、この先渡し契約の解消に関連する費用を計上しました。
これを除いた調整後利益は3億9800万ドル(前年同期は2億6300万ドル)、
1株利益は45セント(同33セント)となりました。
そして、全体の売上高は10億8900万ドルと、前年同期の11億8800万ドルから
1割近く減少することとなりました。
07年通期については、金生産量が810万−840万オンス、銅生産量は4億ポンド
との見通しの達成に向けて順調としております。
決算は米株式市場の取引終了後に発表されましたが、ニューヨーク証券取引所に
上場しているバリック・ゴールド株に大きな動揺はみられませんでした。
<以下の記事より引用>
(ダウ・ジョーンズ)
『DJ-バリック・ゴールド1−3月期は赤字、ヘッジポジション解消で』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070502-00000012-dwj-biz
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