ソロス氏、世界の金融市場を懸念 - デリバティブを始める為のオプション・先物取引入門

ロイターの記事によりますと、世界的に有名な投資家である
ジョージ・ソロス氏は、今現在の世界の金融市場がおかれて
いる状況を地元紙のインタビューで述べております。



それによりますと、大げさな話ではなく、世界は第2次大戦
以後最悪の金融危機に直面しているようです。



また、このままの状況が続くことにより米国は景気後退入り
する可能性があるとの見方が示されております。



こうした背景には、これまでの政治が市場原理主義のような
ものであたったことがあげられております。



こうしたことから、ソロス氏は、これは間違った思想であり、
われわれは実際に現在、深刻な金融危機に直面しており、
米国にとってリセッションは脅威であると述べています。



そして、米国が景気後退することにより、欧州にとっても大
きな影響を及ぼすことを指摘しながらも、こうした件に関し
て欧州で懸念する声があがらないことが意外なようです。



どこそこの国の中央銀行の要人よりもその発言に影響力を
持つとされるソロスしが、ここまで悲観的ともとれる発言を行
なっていたことはある意味ショックです。



昨日の、東京市場で、日経平均株価が1万3000円台の大台
を割り、1万2000円台も切ろうかという状況下にあります。



しかし、こんな危機的情況にありながらも、「景気はゆるやか
に回復すると発言している」を繰り返す政府、日銀要人にも是
非同氏の言葉が届くことを願います。




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