先物取引とは、将来の貯金金利を事前に確定したり、将来の
債券価格を前
もって予約しておく事が出来る取引です。
なので、
金融先物取引は、一般的に
金融商品を決められた将来の一時点で、
約定された価格で、売買を約束する取引」と説明されています。
しかし、実際には決済の期日までに売買の反対取引を行い、売買価格の差額
のみの
決済を行うのが一般的です。したがって、対象商品の現物の受け渡し
を行うケースは少ないといえます。
こうした取引を清算取引といいます。
金融先物取引の対象となる金融商品の種類は多岐にわたっていますが、大き
く分けると以下のようになります。
(1)
金融商品を対象とする先物として、対象となる取引がユーロ・ダラー預金、
ポンド預金など金利そのものである金利先物がございます。
<金利先物>
●
ドル預金(ユーロ・ダラー3ヶ月)
●
円預金(ユーロ円3ヶ月)
●
CP(ドル3ヶ月)
(2)
日本国債、
アメリカ国債など実質的には
金利取引といえる
債券先物があり、
広い意味での金利先物の一種として扱われております。
<債券先物>
●
米国国債(T-Bond、T-Noteほか)
●
日本国債(長期国債、超長期国債)
(3)
日本円などを対象とした通貨先物があります。通貨先物の対象通貨は円以外
に、
マルク、
スイス・フラン、
ポンドなどがあり、通貨先物は機能的には
為替取引と同じです。
<通貨先物>
●日本円
●マルク
●スイス・フラン
●ポンド
●リラ
(4)
そのほかに、
日経平均、
TOPIX、米国
S&P500などを対象とした
株価指数先物
があります。またこうした商品を対象とした
先物オプションも取引出来ます。
<株価指数先物>
●日経225、日経300
●TOPIX
●S&P500
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