デリバティブ取引高が1億枚突破 - デリバティブを始める為のオプション・先物取引入門

 

日本の証券取引所で最もデリバティブが強い大阪証券取引所が、主力であるデリバティブの取引高
が年初からの累計で2006年度の実績比約1.6倍の1億31万枚に達することとなりました。

 

 

 

こうしたことから、大阪証券取引所は、これまで目標に掲げていた年間1億枚を国内取引所で初めて
突破しました。デリバティブがここにきて伸びた背景には日経225miniを導入したことで、これまで
市場を支えていた機関投資家に加え、個人の売買が増えたのが要因としてあげられています。

 

 

事実、日経225先物取引の10分の1の取引ができる日経225miniは、リスクを低く抑えることができる
上にレバレッジ効果を用いることで、高収益を得ることができます。

 

 

こうしたことから、これまで先物取引どころか、株式や、外貨投資すらやったことがない、若い投資家
を呼び込むことができました。大阪証券取引所の米田道生社長は1億枚は国内初としながらも、世界
の取引所と比較するとかなり遅れていると、自らの見解を示し、今後も更なる飛躍を目指すとしてます。

 

 

その一環として、今後は、取引時間の再延長や新しい上場商品の導入などで、さらに取引高を増やす
予定であることを明かにしました。今後の展開に期待したいところです。