まず、先渡取引は先物取引のフューチャーズ(Futures)に対して
フォワード(Foward)と呼ばれておりFRA、FXAなどがあります。
また、為替先物はForward Exchangeと呼ばれていることから、
為替先物は先渡取引に分類されます。
以下、項目別に先渡取引と先物取引の違いを整理しながら簡単
ではございますが、解説させて頂きたいと思います。
<取引される場所は?>
先物取引はに必ず取引所を通して取引されますが、
先渡し取引は一般的には店頭(OTC)取引です。
<既製品or注文品>
一般的に先物取引は取引所の定めた標準的な商品、
すなわち既製品しか取引出来ません。
先渡し取引は相対で取引内容を決める事ができます。
<清算取引が出来るか?>
先物取引では期日前に反対売買をして取引を解消し
てしまう場合が多いのですが、先渡しは一般には期日
に契約の決済を行います。
このため、清算取引は先物取引のみに限定されて
いる先物取引特有の特徴となっております。
<信用リスクは?>
通常、先物取引は取引相手が取引所となりますので、
基本的には信用リスクがないと判断されてます。
一方、先渡し取引の場合は、実際の取引相手の信用
リスクが問題になります。
<証拠金は必要か?>
先物取引は相対取引であることから、証拠金を積み
立てる必要はありません。
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