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短期金利先物取引の特徴と仕組み - デリバティブを始める為のオプション・先物取引入門





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短期金利先物取引の特徴と仕組み


基本的に先物取引とは、ある特定の商品を、あらかじめ定めておいた
価格で売買することを約束する取引です。



これを実際に、短期金利先物に当てはめてみますと、特定の商品は
短期金利で、短期金利を商品として取引するために、株式や債券を
原資産とする場合と比較すると分かりずらいと思います。



ですので、できるだけ簡単にいいますと、将来のある時点から始まる
金利を予想して取引することによって、あらかじめ定めておいた価格
を金利水準と置き換えて考えます。



そして、実際の取引のにおいての建値に関しては、100.00から年利
(%、365日ベース)を引いた値で行います。もし、金利が3%であれ
ば97.00という相場で表示されることになります。



こうした表示方法が設定されている背景には、短期金利先物取引と同
じ金利先物取引のカテゴリーある債券先物取引との間で、金利変動
に対する売買の方向を同一に定められている点があげられます。



こうすることによって、ディーラーやブローカーが取引にあたって混乱
しないように配慮されているわけです。



金利を原資産にして取引すること自体ピンとこないかもしれませんが、
基本的な売買に関しては、株価指数先物などとかわりません。



取引される銘柄が違うだけです。しかし、今現在のように金融市場が
大きく混乱している状況下では相場は大きく動きます。金利は、我々
の暮らしに大きく影響するだけに無関心ではいられません。

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