ギリシャ問題によって連日のよう株式市場が乱高下しています。基本的に米国株式市場の
動きが世界中の株式市場を牽引するわけですが、連動しないことも度々あります。
問題が連鎖的に広がる可能性が高いだけに、相場の動きが一時的に安定しても、またすぐ
に乱高下する可能性も高いので注意が必要です。何が起こるか本当に先が読めません。
これまで同様に為替や債券などの動きを、株式市場が形成しています。今後の市場全体
のこれらの相場が互いに影響しあいながら流れを決めることに変わりありません。
ユーロ支援策は決まっても、ギリシャ国民は厳しい条件をつきつけるIMFによる融資を頑な
に拒んでいます。このため、暴動が今後も繰り返される可能性が高いです。
よりスピーディーに相場は展開することになるでしょう。リスクを避けたいという思いが相場
で広がっています。しかし、状況が状況なだけにリスクを避けることはできません。
むしろ、リスクが高い状況の中でどういった取引を行うのか、具体的に戦略を練ったうえで
取引しないと、意味もなくポジションを取ってしまうことになります。
そして、大きく動く相場で一気に飲み込まれてしまいます。そうならないためにも、これまで
以上に
リスク管理を徹底させる必要があります。損切りの幅をより狭める必要があります。
そうすることで、注文が約定しやすくなります。大きな損失を避けられます。相場が大きく
動くので、上手く取引できれば大きな利益が狙えますが、注意が必要です。
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