【デリバティブが分かる金融取引入門】
これまで、世界的な好景気が続いているとされていますが、世界最大
の経済大国である米国では住宅市場が、好調さが強引に景気を支え
ていたという側面がありました。
世界中から、米国の住宅市場を含めた不動産市場に
不動産投資を
おこなうために沢山の資金が投下されました。
好調な、住宅市場をある意味強引に支えていたのが、信用力の低い
個人向け
住宅ローン(サブプライムローン)です。
そして、これらを利用されるケースが少なくありませんでした。
このため、その返済焦げ付きが世界的な問題になっています。
そして、その影響は米国に留まらず、先週はついにヨーロッパに波及し、
フランスの老舗銀行の資本を蝕んだのです。
この結果、まず、
米国株式市場は連日大暴落となりました。
そして、世界的な株安を招き、各国中央銀行を中心にその沈静化へ
の対策を迫られています。
こうしたことを受け、米欧では中央銀行がサブプライム問題への不安解消
のため、大量の資金供給を
短期金融市場に対して行いました。
日銀もこの流れを受けて、資金供給をおこなうもようです。
残念ながら、この問題は相当根が深いようなので、短期での解決は望め
そうもなく、しばらくは資金供給を行うことで
金融取引に対する不安の沈静
化に取り組むことになりそうです。
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※デリバティブへの投資は必ず自己責任の範囲内でお願いいたします。
デリバティブ関連の金融商品に投資する前に各機関から発表される正式な
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