アフリカで地政学リスクが過去最大となっているので、今後は日経平均株価がなど株式
市場が連日のように乱高下を繰り返すような状況が訪れるかもしれません。
そうなると現物の株取引だけでは厳しいものがあります。
そこで売り買いができる信用取引が有効となるわけですが、人によってはかえって投資
そのものを難しくしてしまう傾向が強いです。
そこで、デリバティブ関連の商品の中でも人気が高い株価指数オプション取引と併用して
行なうのが有効な投資手段となっています。
今回は株価指数オプション取引の特徴とその仕組みについて、誠に簡単ではございます
が解説させていただきます。
株価指数オプション取引とは日本の株式市場を代表する株価指数である日経平均株価
やTOPIXなどを投資対象とします。
例えば日経225を投資対象とする日経225オプション取引ではある一定期間に約束した
買付け権利(コールオプション)もしくは売りつける権利(プットオプション)を売買します。
オプションはあくまでも権利を売買する取引なので個別銘柄のような実態があるわけでは
ないのですが、個別銘柄に投資する時のような複雑な銘柄分析を行なう必要がありません。
単純に株価指数の上下変動に対して投資する取引です。
利益のでる仕組みについてですか、売り買いの権利を行使した時点での株価指数と権利
行使価格との差額を決済することで得られます。
実際にオプション取引はレバレッジ効果が高いため小額の当資金で取引することができ
ます。このため、現物取引の反対ポジションを建てることでリスクヘッジが可能となります。
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