毎日新聞の記事によりますと損保大手の三井住友海上火災保険は、
今現在三井住友海上火災保険の商品で台風による災害の被害を受けた
場合、被害を補償する天候デリバティブ(金融派生商品)がございます。
この度、三井住友海上火災保険は、同社の天候デリバティブ台風用の
対象地域に、沖縄・石垣島を追加したことが明らかになりました。
三井住友海上火災保険によりますとと、石垣島が台風デリバティブの対象
となるのは初めてなのだそうです。
従来の天候デリバティブにおける台風用心の対象地域は都道府県庁所在地
から半径300キロ以内が対象とされておりました。
また、三井住友海上火災保険以外の損保各社でも台風デリバティブは県庁
所在地からおおむね150~300キロが対象地域になっております。
ところが、石垣島は台風が多く通過するにもかかわらず、那覇市と約400キロ
離れているためこれまで台風デリバティブの対象外とされていました。
このため地元の観光業者から三井住友海上火災保険のもとに沢山の要望が
寄せられていたもようです。
ちなみに台風用心の保険商品としての仕様ですが、対象地域を通過した台風
の数に応じて、契約者に対し保険料に相当する補償料30万円あたり最大450
万円の補償金を支払うこととなっております。
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