ドル安と投機的な売買による食料やエネルギーの高騰で、世界中が苦しんいます。
米国ですら、景気が良くないのい物価が上がるスタグフレーションの様相が強まって
きています。そうしたなか、フランスのサルコジ大統領が、ブリュッセルで開かれた
コモディティ関連の会議で商品相場の規制強化を提案したようです。
「一部転載:ロイター」
『サルコジ仏大統領、商品相場の規制強化を提案』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110615-00000022-reu-bus_all
フランスのサルコジ大統領は14日、食料・エネルギー価格の乱高下の一因
とされる投機筋の規制強化を訴え、証拠金や持ち高規則の厳格化などを
柱とした規制改革案を提案した。
大統領は、ブリュッセルで開催された商品(コモディティ)関連の会議で「米国
や欧州に続き、すべての主要20カ国・地域(G20)がこの(規制強化の)
方向に向けて注力する必要がある」と主張した。
大統領は、来週開催されるG20農業担当相会議を前に、商品投機規制に関し
て、欧州連合(EU)からの支援を取り付けたい考え。今年G20会合の議長国
を務めるフランスは、商品投機規制を重要議題の1つに掲げている。
サルコジ大統領の提案は、取引所を通した場合だけではなく、すべての商品
(コモディティ)デリバティブ取引に関して、中央当局に最低限の証拠金を
現金で預け入れる規則の導入を求めた。
市場の不正行為を防ぐためには、当局の権限を強化する必要があるとして、
ポジションの上限規制を課す権限を当局に付与することも提案した。
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サルコジ大統領は商品先物市場の透明性を訴えているわけですが、そうすることにより、
投機筋の動きを制限することはできますが、相場の魅力は大きく削がれることになります。
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