日経225先物は証券会社が設定する証拠金をおさめれば取引することができます。しかし、
それだけでは、すぐに追証が発生してしまう可能性があります。
実際に証券会社では値洗いといって毎日顧客が実際に取引した金額と日経225先物の差額
を計算し、取引口座におさめられている証拠金から加減します。
ですので、値洗いが行なわれることで証拠金が、もし、証券会社が取り決めた必要最低証拠
金を下回ると追証が発生します。そして、翌営業日までに差し入れなければなりません。
また、注意しなければならないのは、少ない
証拠金で取引しようとすると、何もしていないにも
かかわらず、追証が発生する場面に遭遇する可能性が高いことです。
どういう意味かといいますと、日経平均株価が数ヶ月ほとんど変化がないような状態から連日
乱高下をくりかえす動きの荒い状態が続くと、SPAN証拠金の金額が大きく上昇します。
そうなると、何も取引していなくても、証拠金の金額が上がったことにより追証が発生してしま
う可能性が高まることになります。ですので、証拠金に余裕をもたせる必要があるわけです。
必要最低証拠金だけで日経225先物を取引するのは危険なので、控えるべきです。
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